令和3年7月25日(日)に鷺山校区自主防災隊 防災訓練が実施されました。
鷺山校区では、震度6弱以上の大規模地震が発生した場合、各単位自治会で編成されている単位自主防災隊にて住民の安否確認を行います。
そこで、各自治会では安否確認方法について訓練を実施しました。各自治会で工夫を凝らし、各家庭に配布された安否確認カードの収集を行ったり、安否確認方法について意見交換をして、いざという時のために備えていきました。
各自治会で集計された安否確認状況は、鷺山公民館に開設された鷺山校区自主防災隊本部にて地区毎に集計が進められました。
また、安否確認活動とあわせて、バケツリレー、水消火器や小型ポンプ機による消火訓練やAEDやレサシを使用した救急救命訓練、負傷者を運ぶための簡易担架の作成、使用方法を学ぶ訓練などにも取り組みました。
今回の防災訓練には、鷺山小学校の児童も参加して、様々な訓練を地域住民の皆さんと一緒に体験してもらいました。
各地区での訓練が終了後、鷺山小学校体育館にて防災訓練の閉会式が行われ、実施された内容についての振り返りが行われました。
閉会式終了後には、鷺山校区自主防災隊本部役員が、安否確認作業の集計報告、実際の発災時での対応における留意点の確認、今後の改善等について意見交換を進めていきました。
安否確認は、訓練としては地道な活動になりますが、いざ発災時には一番はじめに取り組まなければならない重要な活動です。今後もよりよい安否確認方法の確立に向けて、改善を進めていきたいと思います。