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乳幼児のための救急救命講習 子育てサークル

平成27年7月16日(木)に岐阜北消防署の豊口さんを講師にお招きし、子育てサークルで救急救命講習を行いました。

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台風の影響で急に雨が激しく降ったり晴れ間が見えたりという不安定な天気の影響もあり、参加親子は7組と少なめでしたが、小さい子どもさんに対しての説明もして頂けました。
心肺蘇生では、成人での手順説明でしたが、その後小児・乳児の説明がありその違いを教えていただけました。

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AEDでも「成人」と「小児」の切替がある機械は切り替えて使用すればよいそうです。

なお、「小児」に該当する年齢は、未就学児であることを覚えていてください。小学生以上の子どもは「成人」のスイッチに合わせてAEDを使用する必要があるので間違わないように覚えていてください。

また、切り替えスイッチがないAEDの場合は、そのまま幼児に使ってもよいそうです。また、幼児にAEDを使用する際のパットの張り方の留意点も教えてもらいました。幼児の場合は、大人と違い体が小さいため、心臓を挟むように胸と背中にパットを張ってもいいそうです。
乳幼児には本当に注意が必要な異物の飲み込み事故。その際、異物の除去では、成人の場合は、ハイムリッヒ法・背部叩打法・胸部突き上げ法の3種類の方法がありますが、乳幼児には腹部を圧迫し内臓を痛める危険性が高いハイムリッヒ法を使わずに、背部叩打法や胸部突き上げ法で対応する必要があることも教えてもらいました。

詳しくは、YouTubeにも動画がアップされています。こちらをご覧ください。

乳児の気道異物を除去する方法 背部叩打法と胸部突き上げ法

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そして、この時期に注意が必要な熱中症になってしまった場合の対応も教えてもらいました。
その他、救急車をちょっとした事で呼ばれる人が多くなった事とか、渋滞時にサイレンの音を聞いたらどうすればよいのか、疾病者と通報者だけの場合、救急車の誘導と心肺蘇生活動のどちらを優先させればいいか等丁寧に教えてくださいました。
1時間半近くの話でしたが、子どもたちもおとなしく最後に「救命入門コース参加証」を頂きました。
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実際に使う事がない方がいいのですが、いざという時には「あの時、聞いたな!」と思い出してもらえればと思います。
8月の子育てサークルは、お休みです。なお、8月9日(日)に開催される鷺山夏祭り大会では、子育てサークルのPR活動も兼ねて、鷺山玉川町の旧北川獣医科病院でブースを出します。
楽しい体験を用意していますので、ぜひ足を運んでください。

次回は、9月17日(木)に、鷺山老人クラブ連合会の皆さんとの交流を行います。是非ご参加ください。