平成27年6月17日(水)に鷺山小学校6年生を対象に、鷺山水防団による防災教室が行われました。
講師には、鷺山水防団から粥川団長、加藤副団長の他3名の団員の皆さんをお招きしました。
日頃馴染みのない水防団の活動をスライドを使って詳しく説明してくれました。昭和51年9月12日の水害の際の浸水深をはじめとした鷺山の災害履歴。いつおそってくるかわからない災害に対する日頃の訓練等の備えの重要性。鷺山夏祭り大会をはじめとした様々な地域活動への協力することの大切さ。様々なところで水防団が活動をしていることをわかりやすく説明してくれました。
説明終了後、場所をグラウンドの砂場に移して、実際に土のう作りを体験していきました。加藤副団長から子ども達でも作ることができる簡単な土のう作りの方法を教えてもらいました。
その後、子ども達もグループに分かれて実際に土のうを作って、土のう積みを体験していきました。初めて取り組む土のう作り。なかなか手強い活動でした。
その後、粥川団長が実際に水防団員が日頃から作っている「しおり結び」による土のう作りの実演を披露してくださいました。たくさんの砂の入った土のうを手際よく扱い、形のいい土のうを作っている姿を見て、子ども達も大変感心していました。
最後に、できあがった土のうを実際に持ち上げてみて、どれぐらいの重さがあるのか体感していきました。30kgほどある大きな土のうをたくさん積み上げていくことを想像すると非常に大変な作業だと実感できたことでしょう。
一緒に防災教室で学んでくれた6年生から、将来、水防団員になってくれる子が出てくると、水防団員の皆さんも非常にうれしいことでしょうね。これからも鷺山水防団の皆さん頑張ってください!