令和2年1月20日(月)に、鷺山公民館にて、鷺山青少年育成市民会議主催 ミニ集会が開催されました。
講師には、情報モラル教育研究所の上水流 信秀さんにお越し頂き、小学生、中学生、高校生の置かれている状況を踏まえたインターネットに関する様々なリスクについてお話頂きました。
会場である鷺山公民館のホールはほぼ満席となり、保護者をはじめ地域住民のネットに関する情報の関心の高さが伺われました。
講演では、実際にツイキャスで生中継で動画を発信している高校生の様子を紹介して頂きながら、個人情報を垂れ流しにしているリスクについても詳しく教えて頂きました。
特に、小学生や中学生にとって『個人情報』とは、何なのか?という認識を持った上で、ネットでの関わり方を考えないと、将来大変なことになる可能性についても紹介頂きました。
また、便利で多くの人がスマホで使っているコミュニケーションアプリ『LINE』を介して、子ども達に起きているいじめについても、小学生、中学生、高校生のそれぞれの世代での典型的なパターンについても紹介頂きました。
その他、ティックトックやユーチューブで紹介された映像がもとで、家族が引っ越しをしなければならないほどの騒動に発展した事例や、痛ましい事件に発展した事例についても紹介頂きました。
上水流先生からは、子ども達の生活や命、就職や結婚といった将来の生活を守るためには、保護者自身がネットについて学び、子ども達と一緒に考えて行動することの必要性をお話頂きました。
ネットと関わる際の家族のルールを決めること。そのルールを子ども達が破った時はしっかりと反省させること(叱りつけるのではなく、子ども達に反省をさせて謝らせることを繰り返す。)子ども達が使っているSNSのパスワード、IDを記録して保護者自身が子ども達が不用意な投稿をした際にすぐに対応できるようにすること。など、たくさんの具体的な行動について教えて頂きました。
今回お話頂きましたミニ集会の内容については、年度末に発行する『ふれあい鷺山』にて、上水流先生からの記事を掲載いたします。詳しくは次回発行のふれあい鷺山をご覧ください。
また、来年度に向けて、新たなネットに関する情報発信も計画していきます。その際は、多くの皆さんに御参加頂ければと思います。
『子ども達の将来を守るのは、家族と子ども達自身の取り組み、そして地域住民の見守りが大切です!』