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地域のみんなが講師になって!ふるさとふれあい活動 開催

平成30年11月10日(土)に鷺山小学校にて、鷺山青少年育成市民会議主催 ふるさとふれあい活動が開催されました。

ふるさとふれあい活動は、毎年11月に、鷺山にお住まいの地域住民が講師となって、鷺山小学校の児童と一緒に体験活動を行って、ふるさとのことを学ぶ機会として活動をしています。

学年毎に分かれて活動を行い、それぞれでテーマをもって活動を進めています。

1、2年生は、お手玉や折り紙、めんこ、おはじきなどの昔懐かしい遊び体験

3年生は、鷺山の竹林からとってきた竹を材料とした竹箸づくり

4年生は、のこぎりを使った鷺山整備活動が予定されていましたが、前日の降雨で斜面が滑りやすくなっていたため、鷺山で拾ってきた葉っぱや木の実を使ったクラフトづくり

5年生は、高齢者の皆さんが身体的にどのような苦労があるのか感じるための疑似体験

6年生は、今年から新しいプログラムとなった地域で活躍する防災団体との体験活動

に取り組みました。

6年生の防災体験活動では、朝から岐阜市北消防団鷺山分団、鷺山水防団、鷺山女性防火クラブ、岐阜市北消防署の皆さんが、各所で体験活動の準備をしてくださいました。

一番はじめの講話では、各団体の代表から火災や大雨の際に何に気をつけなければならないのか、新潟県糸魚川市の大火災、鷺山で起こった火災、昭和51年の9.12豪雨災害での鷺山の様子や平成30年7月豪雨での関市上之保の様子などを紹介してもらいながら、身近なところに危険なことが潜んでいることを学んでいきました。

講話の後は、グラウンドにて体験活動です。消防団との活動では、団員の皆さんの火元にめがけての放水活動の見本を見せてもらった後に、代表の児童6名に、実際にホースの筒先を持って放水体験をしてもらいました。

水防団との活動では、たくさんの砂が入った土のう袋を使って、大雨が降ったときに水を遮るための土のう作りに挑戦しました。

みんなで作った土のうは、順番に2段、3段と隙間が出来ないように積み重ねていって、実際に使うときの様子を再現していきました。

また、水防団員の皆さんには、いざ実際に水防活動を行うときに使用している本格的な土のう作りの様子も披露して頂きました。子ども達には非常に簡単な結び方で土のうを作ってもらいましたが、団員の皆さんは、縄を使って土のうをしっかりと締め付けて『栞結び』と呼ばれる岐阜市の水防団特有の結び方を使って、土のうを作っているところを見せてもらいました。

最後は、女性防火クラブの皆さんが取り組んだ、避難開設時に避難者に提供する非常食の作成の方法について紹介を頂きました。鷺山小学校グラウンドの防災倉庫に保管されている大きなコンロと釜を使って、湯を沸かしアルファ米という特殊な加工をしたお米を使って短時間に炊飯を行う方法を教えてもらいました。この日は6年生の児童の皆さんにも、アルファ米で炊飯したわかめ御飯を分けてもらいました。

初めて挑戦した6年生の防災体験活動も無事終えて、有意義な活動が行えました。また、来年のふるさとふれあい活動にむけて、がんばっていきたいと思います。