平成30年8月2日(木)に、鷺山小学校にて「ファミリークッキング教室」が開催されました。
当日は、気温も上昇し暑い日となりましたが、エプロン姿がよく似合う20組の親子が参加しれくれました。
今回、親子で挑戦するメニューは海苔巻きの断面が花のように美しい「ばら寿し」です。
調理に入る前に、保健師の方から血液や血管のお話をして頂きました。最近は小学生でも生活習慣病の予備群が増えています。食生活をはじめとした生活習慣の大切さをしっかりと勉強していきました。また、「食事バランスガイド」について、コマのイラストにシールを貼りながら、食事の材料に含まれている栄養バランスについても学習していきました。
食事や生活習慣の大切さを学んだ後に、いよいよ『ばら寿し』の調理に挑戦です。
まずはじめに、食生活改善推進員の桑原妙子さんから『ばら寿し』の作り方について、実演と共にポイントを教えて頂きました。
海苔巻きの模型も使いながら、具材の置くポイントを丁寧に押して頂きました。
実演を見た後は、いよいよ参加児童の調理がスタートです。『ばら』の中心となる薄焼き卵をフライパンで作っていきました。でんぶも使って彩り鮮やかな中心部の具材が完成です。
花の部分が完成したら、次はその周りの葉の部分です。彩りを華やかにする野沢菜やきゅうり、インゲンを使って緑の葉の部分も丁寧に作っていきました。
海苔巻きの具材の準備が整ったら、いよいよ巻き簀を使って、ばら寿しの仕上げの海苔巻き作業に挑戦です。具材の置く場所を注意しながら、巻いた後の断面が美しくなるように仕上げていきました。
巻き上がった『ばら寿し』を包丁でカットしていき、美しい断面ができあがっているか確認です。『ばら寿し』の断面を確認した児童からは、断面の美しさに歓声が上がりました。とても上手く『ばら寿し』が巻き上がりました。
その他にも、もやしとえのき茸の海苔スープや牛乳を使ったわらび餅、今が旬のスイカも一緒にみんなと昼食を頂きました。
昼食終了後の意見交換では、参加されたお母さん達から『ジュースの砂糖の量、ハンバーガーの油の量は、母親からするとビックリ!』とか、『日頃、もやしを食べない子どもが、スープを完食していてうれしかった!自分で作ったから、食べることが出来たのでしょうね。』という意見が出されました。
児童の皆さんからは、『自分で作って自分で食べるというのが楽しかったので来年も来たいです!』という意見が出されました。自分でやるから興味も湧いてくることがありますね。
是非、この日に習った『ばら寿し』を自宅でも親子で挑戦してもらいたいですね!