平成30年2月17日(土)に岐阜市役所本庁舎3階大会議室にて、第5回岐阜市ごみ減量フォーラムが開催されました。
ごみ減量フォーラムでは、岐阜市のこれからのごみ減量を考えるための講演会とあわせて、「ごみ減量アイディアコンテスト」表彰式及び10月~12月に開催されていた「雑がみ集めてグランプリ」の表彰式が行われました。
講演会では、愛知工業大学経営学部の小林 富雄教授が「ごみ減量と食品ロス」と題して、私たちの食生活、食品処理の社会的な仕組み、そこに存在する課題などを分かりやすく説明をしてくださいました。
国連WFPによる世界全体の食糧援助量が約320万トンであるのに対して、日本国内で発生する食品ロスが、なんと約621万トンにもなっている事実に驚かされました。
これは、国民一人一日あたり約134g(お茶碗1杯分のご飯に相当)にもなります。
この食品ロスが発生する仕組みについて、流通の側面からもお話を頂き、小売店の売り上げ(消費者の行動)と廃棄物の処理費用を比較して説明を頂き、以下に消費者の行動が食品ロスを少なくする上で、重要であるか理解できました。
講演会終了後には、「雑がみ集めてグランプリ」の表彰式が行われました。
今回鷺山は総回収部門、世帯回収部門、増加率部門の上位には入ることができませんでしたが、雑がみ回収をする上で、様々な取り組みがされていることが評価され、特別賞を頂きました。
10月の鷺山校区市民大運動会では、青山中学校生徒のボランティア有志の力もあり、多くの雑がみを集めることができました。このことが評価されたのが大きな励みになります。
また、他の校区では小学校児童が積極的に雑がみを回収する事例が紹介されていました。岩野田北小学校ではエコステーションを設置して、児童が積極的に雑がみを集めているそうです。個御様な取り組みを鷺山でも展開できたらいいですね。
来年度の雑がみ集めてグランプリでは、鷺山全体でさらに盛り上げて頑張っていきたいですね!