平成29年12月13日(水)にマーサ21ほっこり広場にて、認知症サポーターステップアップ研修が開催されました。
今回の研修は、認知症サポーター要請講座を受けていただいている方を対象 に開催しました。
認知症の理解と、接し方を改めて学んでいくと共に、 実際介護されているご家族から、介護の現実・ 家族の思いなどを聞いていただきました。
誰もがなりうる認知症についての理解をしていただくとともに 、他人事ではなく、我が事として捉えていただくよい機会となっています。
今回、17名がの皆さまが受講されました。その中には、 常磐地区の薬局で勤務する薬剤師さんや、認知症の人と家族の会の皆さん、 包括支援センター岩野田、鷺山のケアマネジャー、 黒野病院認知症疾患医療センターの方もご参加頂けました。
実際の生活の中では、まだまだ、認知症であることをオープンに出来ないのが現実です。
広く一般の方が認知症を理解し、 認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるようにしてい きたいと思います。
この様な交流の場で、皆さんに意識して欲しいことして、次の事があります。
~適切なかかわりのために心がけること~
・ひとりのかけがえにない人として接する
・認知症の人の世界に共感する
・将来自分が受けたいケアを想像する
今回の研修を受けてくださった方の内、8名の方が、 認知症カフェにボランティアとして協力していただけるとアンケー トに答えていただいています。
「認知症カフェINマーサ21」は認知症を皆で理解し、 誰でもが(認知症の当事者も) 参加できる場所として開催していきたいと計画をしています。
第1回目は、オープニングセレモニーで、 今のところ岐阜市医師会会長の広瀬先生や、 黒野病院院長の村田先生をお招きする予定です。
2回目以降は、短い時間ですが、学びの時間を作り、 音楽療法や薬剤師さんによる薬の話、 管理栄養士さんによる高齢者の栄養や、 理学療法士や作業療法士による講義等、生活の中で役に立つ情報発信、研修を行っていく予定です。