平成26年10月18日(土)に鷺山公民館にて健康講座が開催されました。
健康講座には120名の皆さんが参加され、寝たきり生活になることを予防するために必要な骨の丈夫さを確認するための骨密度の測定や、生活習慣病を予防するための塩分控えめの減塩味噌汁の試飲を体験してもらいました。
骨密度が低下すると、ちょっとしたことで骨折をしてしまいます。お年寄りの方にとって、この骨折は寝たきり生活にある最大の要因となります。また、寝たきり生活から認知症を発症することもありますので、骨折を防ぐための骨密度の確認は非常に重要なことなんです。
今回の講話は、昨年度に引き続きさぎ山クリニック院長 医学博士梅田哲正先生をお招きし「認知症 その現状と予防」と題しお話を頂きました。
女性の方が認知症になり易く、85歳以上では3人に1人が、90歳以上では2人に1人が認知症の症状があるとのことです。
認知症を予防するためには、
①日頃の適度な運動
②栄養バランスのとれた規則正し食生活
③地域の行事に参加するなど、人と関わる社交性
など良い生活習慣を保って生活することが一番だと話されていました。
また、北部ふれあい保健センタ-の保健師の國枝さんからもお話を頂きました。
保健師さんからは、認知症のお話しの他、適度な運動のための歩行時間のお話や、骨密度の見方、
「歩くことを心がけて、1分100歩が平均で、1日90分以上1万歩を目指しましょう。」
食生活改善推進員の皆さんからは、今回測定した骨密度の測定結果が比較的高い方がが多かったことや、参加者から頂いたアンケ-ト結果から減塩に気を付けている方が多いことについて報告いただきました。
その後、参加者には一日に摂取することが望ましい野菜の量350gがどれぐらい必要なのか実体験をしてもらいました。
講座の最後には、筋トレサポ-タ-の皆さんの指導で、足腰を鍛えるための体操に取り組みました。
日頃の生活リズム、生活習慣を整えて、食生活を見つめ直し、適度な運動を心がけて、健康な生活を送れる体づくりを心がけていきましょう!
そのことが、皆さん一人一人のQuality of Lifeの向上に繋がっていくはずです!