平成29年7月13日(木)に鷺山公民館にて、鷺山青少年育成市民会議主催「ミニ集会」が開催されました。
今回のミニ集会では、子育て世代のお父さん、お母さんの健康に注目し、テーマを「働き盛りのお父さん・お母さんへ 健康ですか?」として開催されました。
講師には、日頃保健・福祉関係の活動で大変お世話になっています北部ふれあい保健センターの犬飼亜矢子さんと真野幸穂さんをお招きし、心と身体の健康についてお話を頂きました。
まずはじめに、子育て世代の抱えるストレスが身体に及ぼす影響についてお話を頂きました。
ストレスを抱えることで、胃腸や心臓、免疫など身体の不調と共に、うつ病を発症する可能性もあります。
また、ホルモンバランスの変調に伴う更年期障害についてもその仕組みと変化について説明をしていただきました。エストロゲンというホルモンが減少することで、気分の落ち込み、不安やイライラ、体温調整の異変、集中力・記憶力の散漫など、その影響について具体的にお話頂きました。
また、更年期障害はホルモンバランスの変化が大きい女性に症状が現れることが多いのですが、男性にもホルモンバランスの変化による更年期障害の症状が出ることもあると説明を頂きました。
ストレスから自分自身を守るためには、気晴らしのレパートリーを多くもっておくことの重要性についても触れていただきました。皆さんは、気晴らしにすることとして、いくつくらいの行動が思いつきますか?
ほんのちょっとしたことでもいいのですが、たくさんの気晴らしの仕方をもっておくことがいいです。このときには目安として100個程度の気晴らしの仕方をもっていれば、ストレスに対応するためによいとお話しいただきました。ミニ集会では、数分間の瞑想に取り組みました。じっと目を閉じて気持ちを落ち着かせていきました。
最後には、身体をケアするためにもがん検診を受ける必要性についてお話を頂きました。
鷺山公民館や北部コミュニティセンターなど公的機関で各種がん検診が実施されています。この様な健診の機会を是非活用して下さい。
また、日頃の生活でウォーキングやトレーニングをすることで、健康づくりをする必要性も意識していきましょう!
今回のミニ集会で説明したことを、より理解するために、一日の野菜摂取目標350g以上の野菜のモデルの展示や日頃飲んでいる清涼飲料水に含まれている糖分量や乳がんのチェックの仕方についても展示で紹介を頂きました。
子育て世代のお父さん、お母さん!これを機会にご自身の心と身体について見つめてみてはいかがでしょうか!