平成29年7月9日(日)に鷺山校区自主防災隊による防災訓練が、各自治会を中心に実施されました。また、前日の8日(土)には、岐阜市北消防団鷺山分団に対して、防災訓練開催に向けた広報協力依頼及びポンプ車の出発式が行われました。
防災訓練は、午前7時~実施され、各自治会で指定された公園や広場等への避難訓練を行い、様々な訓練が実際されました。本年度の防災訓練は、鷺山小学校児童も授業の一環として参加しました。
水消火器や小型ポンプを使用した消火訓練、心肺蘇生法、AEDの使用訓練、土嚢づくり、倒壊家屋からの救出、身近な物を使用した担架作成及び要救助者の搬送など、様々な取り組みが子ども達と共に行われました。
各自治会で訓練が行われている頃、自主防災隊本部が開設された鷺山小学校グラウンドでは、乾自主防災隊長を中心に、各地区の状況について無線連絡による確認を行ったり、避難者を受け入れるための炊き出し訓練、マンホールトイレの設置などが行われました。
その他にも、煙体験トンネルや地震体験車も稼働して、次々と小学生児童が体験をしていきました。
各自治会での防災訓練終了後、午前9時~鷺山小学校グラウンドにて、閉会式が行われました。鷺山小学校児童も、5年生児童と少年消防クラブのメンバーが参列しました。
岐阜北消防署の朝日署長から挨拶を頂き、現在災害対応が進められている九州北部の豪雨災害について、状況概要説明がされました。今回災害をもたらした「線上降水帯」付近で起きている積乱雲による豪雨の状況及び被害概要に説明がありました。まだ、断続的に降雨が続いていいるようですが、いち早く降雨が収まることを祈るばかりです。
被災された皆様に対して、心よりお見舞い申し上げます。
これからの季節、台風の発生も多くなる季節です。地球温暖化の影響による台風の大型化も懸念されています。いざという時に、どのような対応が必要なのか、各家庭でも確認をしてください。