岐阜市北消防団鷺山分団では、各班一ヶ月に1回のペースで、いざという時に消火活動が行えるよう実際に筒先から水を出す「水出し訓練」を鷺山各所の消防水利を使って行っています。
この水出し訓練では、各班の先輩団員が新入団員に対して、水出しを行うために必要な機械操作をはじめ、実際に機械が正常に稼働するか確認も行います。
また、町内のどの場所に使用できる水利があるのか位置確認を行うと共に、水利から水が確保できるかどうかも点検していきます。水利によっては地下水から供給されているため、地下水位によって水が取りにくい場所もあるので、どのような状況にあるのかを把握するためにも重要な活動になります。
この様な地道な訓練を行うことで、いざという時に冷静に防災活動に取り組むことができるのです。