平成26年6月23日(月)に岐阜市北消防団鷺山分団の皆さんが、岐阜北消防署での心肺蘇 生講習を受講しました。
年に1回は心肺蘇生講習を受講されている消防団の皆さんも、心肺蘇生並びにAEDでの重要なポイントを確認されていきました。
現在の心肺蘇生では、人工呼吸より心臓を動かして脳に血液を送り込む胸骨圧迫を優先して行います。
1分間に100回以上のペースで胸骨を圧迫し心臓を動かしていきます。人工呼吸は30回胸骨圧迫を行った後、気道を確保した上で2回空気を吹き込みます。その際ですが、嘔吐物や出血が見られ感染症の危険があり人工呼吸ができない場合は、人工呼吸は行わずに、胸骨圧迫を継続して行うことがポイントです。また、心肺蘇生を行うのと同時に、AEDを使うことも非常に重要です。
心肺蘇生とAEDのポイントはこちらのホームページをご確認ください。
また、窒息状態に陥った人の救助の方法についても講習を受けました。
窒息状態に陥って声が出ない人が、周りの人に知らせるサインとしてチョークサインが目印になります。
このような時、のどに詰まったものを出すために、背部叩打法と腹部突き上げ法を教わりました。腹部突き上げ法は、子どもや妊婦には使ってはいけないことも教わりました。(内臓や胎児によくないため)
皆さんも、いざという時に自分の大切な人の命を助けるために講習を受けてみてはいかがですか?講習はある程度の人数が集まったら消防署の方から受けることができますよ。