平成28年5月22日(日)に長良川右岸の鵜飼い大橋下流に位置する岐阜市長良雄総地先にて第49回平成28年度水防連合演習が開催されました。
天候は快晴!日中は30度近くまで気温が上昇する中、水防団の皆さんが長良川の洪水を想定して訓練を実施されました。
まず、一番はじめは参加者全員による土のう拵えです。土のうを縛る縄を手際よく切り分け、土のう袋に砂を詰めて多くの土のうが次々と準備されていきました。
毎年参加してくれている三輪中学校、東長良中学校の生徒も、水防団員の皆さんの指導を受けながら土のう拵え、土のう積みを実施されていました。
また、水防団長OBで組織される水防しおり会には、昨年度まで鷺山校区自主防災隊の責任者であった川嶋武雄さんも参加されて、土のう積みを実施されていました。
鷺山水防団は、連合演習の最終盤に杭打積土のう工を実施されました。
25名の選手がそれぞれの役割に従い、杭打ち、結び、土のう搬入、締め固めを手際よく実施されました。
完成した工法がこちらになります。本当にお疲れ様でした。
演習の最後には、防災ヘリによる救助訓練が実施されました。隊員の皆さんが見事に要救助者を引き上げていかれました。
また、会場には国土交通省から災害時に出動する車両の展示がされていました。暗い中でも作業ができるように照明車両や指揮車、発電車両がありました。
実際の災害時には、どのような車両が出動するのか見学もしてきました。
ですがこのような車両が出動しなければならない災害が起きないのが一番!でも災害はいつやってくるか分かりません。日頃から家庭でもできることから対策を進めていきましょう。