平成27年12月13日(日)に、鷺山中洙地区のまちづくりについて話しあう「鷺山中洙まち育て広場」が開催されました。
この日のテーマは、「地域課題をテーマごとにほりさげよう」です。
前回10月25日(日)に取り組んだ「まち探検」の結果を踏まえて、今回は、鷺山中洙の抱える課題を解決するためのアイディアを考えていきました。
そこで、リラックスしていいアイディアを出すために、体をほぐす運動をしてからグループに分かれて話しあっていきました。
まず、課題解決のアイディアを考える前に、どんなアイディアや取り組みがよいまちづくりとして進められているのか、事例を紹介頂きました。
岐阜市金華地区を通っている御鮨街道の道づくりをはじめ、各地で取り組まれているちょっとしたアイディアが考えるためのヒントとなりました。
課題としてあがっているテーマは4つあります。それぞれのテーマは
①森田草平生誕の地、鷺山城址、長良川古川・古々川、蔵が建ち並ぶ通りなどを活かした「歴史文化遺産活用」
②のどかな風景、おいしい風景などが広がる「生活景観」
③空き家や鷺山子ども館での子ども達が集う場所を活用した「多世代交流」
④歩いて楽しい空間の創造、狭隘な道路の解消を目指す「みちづくり」
になります。このテーマに沿って、グループ毎で意見を出し合っていきました。
多くのグループから出された意見として、
・都市計画道路を中心に、南北の交通を結ぶ道路の検討の必要性
・地区内での通過交通と歩行者との住み分け
・まちづくりを担っていく若い世代が魅力を感じる町並み形成
・ハード整備と共に人が安心して生活できるソフト対策の充実の必要性
・小学校、中学校、高等学校やショッピングセンター、病院等生活基盤が揃っている鷺山中洙のメリットを活用していく必要性
がありました。
各グループの意見を振り返りながら、最期に延藤先生からまとめを頂きました。
今回のグループ発表から延藤先生得意の頭文字を使ったキャッチフレーズでは
「もっとすみよいまちに」となりました。
今回出されたテーマ毎の意見を元に、次回のワークショップ(最終回)では、鷺山中洙のまちづくりヴィジョンの策定に取り組みます。
次回の鷺山中洙まち育て広場は、平成28年2月7日(日)午前9時30分~鷺山自治公民館で開催します。是非ご参加ください。