
令和7年6月22日(日)に、鵜飼い大橋下流右岸に位置する岐阜市長良雄総地先にて、令和7年度 第56回岐阜市水防連合演習が開催されました。この演習は、長良川の洪水を想定し、岐阜市水防団を中止に関係機関の協力のもと、本番さながらに実践訓練を行い、水防技能の習熟と水防災意識の高揚を図ることを目的をされています。



鷺山水防団の皆さんも、先日の北部16団水防合同演習に引き続き岐阜市水防連合演習に参加され、日頃の水防訓練の成果を披露されました。今年は、今年度から団長に就任された大木 啓司団長が率いる水防団として初めて参加する岐阜市水防連合演習になります。この日の演習では、南海トラフ地震が発生3日後に豪雨災害と震度6弱の余震が同時発生した訓練に取り組みました。
訓練開始にあたり、水防団員全員の整列、人員報告、本部長である柴橋 正直 岐阜市長の視閲が行われました。


その後、参加者全員による土のう拵え工が行われました。



今年度の訓練にも、岐阜市立三輪中学校と東長良中学校の生徒の皆さんが参加され、土のう作成訓練に取り組まれていました。



その後、杭打ち積土のう工、竹流工をはじめとした実践的な工法や、複数の水防団が連携した訓練にも取り組まれました。





鷺山水防団では、溢水する水の浸入を防止するための『積土のう工』に取り組みました。団員が一致団結して速やかに土のうを積んでいかれました。



今回の訓練にあたり、鷺山自治会連合会執行部をはじめ、岐阜市北消防団鷺山分団、鷺山女性防火クラブ、鷺山水防団OBの皆さんが、激励にお越しになりました。



その他にも、ポンプによる排水訓練、モバイルカメラによる情報共有などDXを活用した訓練など、新しい取り組みも披露されました。








これから、梅雨前線や台風による大雨が懸念される季節を迎えます。各家庭でも水害が発生した際を考慮して、避難先の確認、非常用持ち出し袋の準備、お住まいの地域のハザードマップの確認をして、いざという時に備えておきましょう。なお、岐阜市内のハザードマップは、こちらから確認ができますので、是非ご覧ください。