令和6年11月9日(土)に鷺山公民館にて、人権講座「今こそ大切にしよう 地域ぐるみの子育てを!~心が通うあたたかい言葉かけを通して~」と題して、鷺山青少年育成市民会議の小森 健司 会長から講話を頂きました。
まず、皆さんは、青少年育成市民会議という団体の活動をご存じですか?鷺山では、家庭部会、青年育成部会、社会環境部会、子育て支援部会、子ども育成部会の5部会により構成されており、未就学児、小学生、中学生、高校生、大学生、35歳までの青年の皆さんの活動を支援する団体です。
そのような中、鷺山ではどのような青少年に育ってほしいか。明るいあいさつができ、自ら善悪の判断ができ、自立した行動が出来る。また、人への思いやりを忘れず、社会参画を通したふるさと鷺山を思い行動が出来る人になります。
そんな青少年を育てるために、ちょっとした心がけが受け止める子ども達にとって、どれだけ変わってくるのか、わかりやすい事例を示しながらアドバイスを頂きました。皆さんは、こんなことはありませんか?このようなことは誰にでもあるのではないでしょうか。
学校では、言葉を通した人権教育の場面で、「ふわふわ言葉」と「ちくちく言葉」という言い方で、人に掛けた言葉がどのように捉えられるか説明をされています。
皆さんの家庭での親子の会話は如何でしょうか?ふわふわ言葉を意識して、話しかけていますでしょうか。朝の登校の時間帯に、時間に間に合わなさそうなペースで準備する子どもに、どのように言葉を掛けているでしょうか?学校のテストの点数が悪かったときに、どのような言葉を掛けているでしょうか?どのような場面でも、子ども達の心に届くポジティブな「ふわふわ言葉」を見つけることが出来ているでしょうか?今一度振り返ってみて下さい。
どの子ども達にも素晴らしい希望と未来が広がっています。その未来に導くために、家族や、私たち地域住民がどのように子ども達に接していけばいいのか今一度考えていきたいと思います。