令和6年1月25日(木)に、鷺山小学校にて、岐阜市立鷺山小学校のOBで現在は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員である川島 桜也さんに『~鷺山から宇宙へ~』と題して、講演を頂きました。
体育館には、小学校4年生~6年生の児童が集まって、JAXAが取り組んでいる日本の宇宙開発の話について、わかりやすくお話を頂きました。
つい先日報道でも話があった月面着陸を行った『SLIM』のピンポイント着陸に成功したことであるとか、宇宙の謎を解き明かすため太陽系を周回している彗星への着陸、調査を行うことの重要性、また、今後、月や火星といった衛星や惑星への着陸にむけて研究が進められていることについてお話頂きました。
また、宇宙の仕事に就くまでの学生時代の過ごし方などにも触れてもらい、自分自身の抱いていた夢自体が変わってきたことや、夢を叶えるために大切にして欲しいことを児童の皆さんに伝えてくれました。
・いっぱい友達と遊んで、いろいろな経験をして自分の好きなことを見つけること
・たくさん勉強することで自分自身の可能性が広がること
・お父さんやお母さんの手伝いをすること
など、子ども達にもわかりやすく、身近な事柄を上げてもらいながら夢を叶えるために必要なポイントについても伝えて頂けました。
講演終了後には、児童からの質問タイムが設けられ、多くの児童の皆さんが挙手をして、質問を投げかけてくれました。宇宙服はどのようなものでできているのか?ロケットを発射するにはどれぐらいかかるのか?など、本当に多くの質問を頂き、その質問に川島さんから丁寧に回答を頂きました。
講演会最後には、6年生児童4名が代表して講演を頂いたお礼の挨拶がありました。
川島 桜也さんは、今年から3年間アメリカのNASAで勤務される予定です。児童からはNASAから戻ってきたらまたお話を聞きたいとリクエストがありましたので、いずれまた、鷺山小学校に足を運んでくれる日が来ることを楽しみにして待っていたいと思います。
NASAに行かれても、素晴らしい宇宙開発の研究に取り組まれることを祈念いたします。本日は、鷺山小学校児童のために、貴重なお話を頂きありがとうございました。