令和元年12月21日(土)に鷺山公民館に、柴橋正直岐阜市長をお招きし、鷺山地域の抱える課題の解決に向けたまちづくり意見交換会が開催されました。
鷺山地域では、鷺山自治会連合会及び鷺山まちづくり協議会が中心となり、鷺山地域の抱える課題を抽出し、その課題解決に向けた提言をとりまとめ、令和元年8月に提言書として岐阜市に提出しました。
今回は、この提言を中心に、よりよいまちづくりに向けて、柴橋市長と意見交換を行いました。意見交換会には、鷺山自治会連合会の役員及び各種団体長が参加しました。
この日の提言については、主に以下に示す3点の課題について意見交換がされました。
1.公民館をはじめとしたまちづくり拠点の再整備
2.発災時の避難所開設を含めた防災体制の再検討
3.都市内分権を視野に入れた自治会及び各種団体組織に対する行政からの依頼案件活動のブラッシュアップ
詳細の内容については、鷺山まちづくり協議会 事務局長の平田 亨さんから発言があり、そのことを受けて、柴橋正直市長からお話を頂きました。
柴橋市長からは、公民館の回収、移転にあたっては、複数の施設と併せて再整備することの効果、効率化についても前向きな発言を頂くと共に、移転候補となり得る区画整理関係者との合意形成の重要性について発言がありました。
防災対策としては、自助、共助、公助のあり方について今一度考える機会として、住民、行政が力を合わせて進んで行く必要性がある旨発言があると共に、防災委員会等日頃の住民の協議の場に、行政職員が参加してよりよい防災体制を構築していくことが重要であると発言がありました。
都市内分権を視野に入れた、住民自治、自治会活動のこれからについては、今後のまちづくりを発展させるためにも、今回のような提言のとりまとめ、住民自らが考え意見が交わせるまちづくりを進めていくと共に、住民自らがまちづくり活動の「クラッシュ&ビルド」による活性化を進めてほしいとエールを頂きました。
1時間30分という短い時間の中で、盛りだくさんのまちづくりに関する意見交換となりましたが、鷺山地域にとっては、非常に有意義且つ重要な一歩となったと感じました。