令和元年7月15日(月・祝)にルーテル教会にて、緑ヶ丘地区防災訓練が実施されました。
今年の鷺山校区自主防災隊の防災訓練(令和元年10月27日実施)では、大規模災害が発生した事を想定した安否確認に重点を置き実施されるため、従来実施していた救助訓練等の活動が実施されないことから、緑ヶ丘地区では、日々の活動を振り返るために、この時期に防災訓練を実施しました。
防災訓練会場では、全国で多発する災害状況(熊本地震、平成30年7月豪雨)のパネル展示も行われました。
ルーテル教会に設置された受付では、発災時と同様、安否確認の名簿で確認が進められました。
避難所の運営の中で苦労することの一つとしてトイレの管理です。今回は身近な道具を使用して簡易トイレを設置する訓練も行い、簡易トイレに設置された凝固剤がどのように固化するのかも確認しました。
給食訓練ではお馴染みのアルファ化米による炊飯です。発泡スチロールの保温箱を活用して炊飯を行いました。
家屋倒壊等大きな物を除去する訓練として、爪付き防災ジャッキの使い方についても実演し、その活用方法を参加者全員で学んでいきました。多くの人が道具の使い方を習得することで、いざという時に、力を合わせて救助活動を進めることが出来るでしょう。
災害発生時に、家族の安否確認に利用されるのが『災害伝言ダイヤル』です。今回は、防災訓練参加者がそれぞれの携帯電話を使用して、災害伝言ダイヤルの利用方法についても学習していきました。
いざという時のために、日頃から防災・減災を意識して、訓練を行い、家族と話し合うことで、災害への備えが充実をしていきます。各家庭でも、この機会に発災時の持ち出し袋の中身の確認、避難所へのルート確認、家族の連絡方法の確認、ハザードマップの確認などを行ってみてください。