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本場 下呂の朴葉寿しに挑戦!家族で集う 男の料理教室

令和元年6月22日(土)鷺山小学校 調理実習室にて、岐阜市食生活改善推進協議会 鷺山支部主催『家族で集う 男の料理教室』が開催されました。

今回、参加者が挑戦する料理は、本場 下呂の朴葉寿しです。講師には、下呂市食生活改善推進協議会の桐山 文代さんをお招きし、作り方を教えて頂きました。

元々昔から伝わる朴葉寿しは、具もシンプルで鱒の酢でしめたものを混ぜ合わせて作る保存食である事を教えてもらいました。朴葉寿しは、丁度田植えの季節の頃に作ることから、朴葉の殺菌作用を上手く活用した食事で、農作業の合間に簡単に食べられることがよかったのではないかと説明をしてもらいました。

桐山さんが手際良く酢飯を仕込み、朴葉でお寿司を巻くときに葉の軸で作った爪楊枝が美しく出来ることも紹介頂きました。

各テーブルに配られた酢飯を新鮮な朴葉で包み込み、朴葉寿しを作っていきました。具には錦糸卵とあさりの時雨煮を入れていきました。

朴葉寿しの具は色々アレンジができることから、各御家庭の味を混ぜ込んでいってもおいしく出来るとアドバイスを頂きました。みんなで作った朴葉寿しは、大きなお皿に重ねておき、上から重しをのせて、馴染ませていきました。

朴葉寿しを馴染ませている間に、レタスとトウモロコシのスープを作りました。新鮮な採れたてのトウモロコシは、実をとった後の軸の部分もベジブロスの素として活用してだしを取って活用しました。レタスは適当に手でちぎって大きさを整えて、スープの具にしていきました。スープが煮立ったとは、少しだけとろみをつけるため、片栗粉で仕上げていきました。

朴葉寿しの他にも、岐阜を代表する郷土料理 五平餅を作っていきました。炊きたての御飯を適当な粘りが出るようにつぶしていきました。

つぶした御飯を棒に巻き付け平らに形を整えて、五平餅らしくしていきました。今回は炭火ではなく、フライパンで両面に焦げ目が出来るように焼いていきました。

焼き目のついた五平餅には、ごまと胡桃をつかった味噌だれを塗っていきました。この味噌だれが五平餅の味を決めていきます!

各テーブル 本当においしそうな朴葉寿し、五平餅、レタスとトウモロコシのスープが完成しました。

参加者皆さん、自分たちで作った御飯に舌鼓!それと共に、朴葉寿しや五平餅の調理のために、たくさんの準備をしてくださった食生活改善推進委員の皆さんへの感謝の言葉が広がっていました。

おいしい昼食を頂いた後には、反省会でこの日の感想を参加者からお話し頂きました。次回の料理教室には夫婦で参加してみたい!本日作った朴葉寿しを早速自宅で作って家族に振る舞ってみたいなど、素敵な感想をお話頂きました。

次回の男の料理教室は、令和元年12月14日(土)に、そば打ち体験を開催致します。奮って御参加ください。