令和元年6月16日(日)に、岐阜市長良雄総地先(長良川右岸鵜飼い大橋下流)にて、第54回 令和元年度 北部13団合同水防訓練が開催されました。
前日の雷を伴う雨の後が残る会場にて、訓練が執り行われました。まずはじめに、水防訓練の基本である土のう拵えからとりかかりました。一袋に砂を詰め込み、締め固めながら栞結びでしっかりとした土のうを準備していきました。
鷺山水防団は、本部からの指令に従い、竹流工を実施していきました。竹に縄を巧みに使って土のうを結びつけながら、工法を作り上げていました。
その様子を鷺山自治会連合会や女性防火クラブの皆さんが訪れ、皆さんを激励されていました。
工法の準備が整ったら、命綱をくくりつけた隊員達が、破損した堤防箇所に、竹流工を設置していきました。刻々と上昇する長良川の水位を示す『水』役の水防団員に工法を預け、設置が完了しました。
竹流工が設置されたことを確認したら、隊員全員の無事を確認し、訓練現場を撤収していきました。
今年も、いよいよ台風が訪れる季節を迎える時期です。昨年度は平成30年7月豪雨では、岐阜市でも大雨特別警報が初めて発令されました。いつどこで特別警報が発令されるような気象に襲われるか分かりません。各家庭でも、非常用持出袋の中身の確認や避難場所までのルートの確認、家族の安否確認方法の確認など、いざという時の準備を確認しておきましょう!
また、岐阜市役所では、女性視点で考えた減災対策についても紹介がありました。こちらも参考にしてください。