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自主防災活動の見直しに着手!鷺山校区自主防災隊結成式 開催

令和元年6月2日(日)に鷺山小学校体育館にて、鷺山校区自主防災隊の結成式が開催されました。

今年の結成式には、前日から鷺山小学校体育館で避難所開設訓練も兼ねた『防災キャンプ』に参加していた鷺山校区子ども会育成会インリーダー生も参列しました。

まずはじめに、自主防災隊の隊長を務められる鷺山自治会連合会の乾 尚美会長から挨拶があり、日頃の備えの重要性、結成式に参加された皆さんの発災時での初動が非常に重要である旨お話がありました。

また、来賓として岐阜北消防署の朝日 靖久署長からも挨拶を頂き、近年発生する気象災害、大規模災害について紹介があり、いつ災害が起こるのか予想がつかない中、日頃の心構え、防災に対する意識と行動の重要性についてお話がありました。

例年であれば、結成式の式典が終了した後には、心肺蘇生に関する訓練を行っていましたが、今年は異なり、10月27日(日)に実施を予定している防災訓練の内容について説明がありました。

平成30年度は、台風の上陸が相次ぎ、鷺山公民館をはじめ各地区の自治公民館でも避難所として開設される事態を迎えました。

そのことを踏まえ、現在、鷺山自治会連合会では、防災委員会を立ち上げて『発災時に機能する自主防災隊のあり方』『防災訓練・避難所開設のあり方』について検討が進められています。

そこで、今後の単位自治会で組織される自主防災隊員は、発災時に単位自治会をとりまとめる『班長』、鷺山自主防災隊本部と単位自治会との情報伝達を担う『総括情報』、単位自治会の班(組)の安否確認、情報伝達を担う『防災隊員』を任命し、まずはじめに、単位自治会内の安否確認、情報の収集、自主防災隊本部への情報の伝達を行うことに主眼を置き、発災時の鷺山全体の被害状況の把握、それに基づく支援要請の指示を行う方針が説明されました。また、『班長』『総括情報』『防災隊員』にあたる人は、消防団員、水防団員、公務員といった発災時に別の命令系統で災害対応活動を行う住民には任命しないように補足の説明がありました。

この自主防災隊は、震度6以上の大規模地震が発生してから3時間以内を目処に自主防災隊本部に情報が集められることを目標に活動を進めていきます。

そのためには、自主防災隊結成式に参加された皆さんの連携、協力が必要不可欠になります。

10月27日(日)の防災訓練では、発災直後を想定して安否確認行動、情報伝達活動を行う予定です。地域全体で協力して防災訓練に取り組みたいと思いますので、ご協力宜しくお願いいたします。