令和元年5月26日(日)に岐阜市長良雄総地先(長良川右岸 鵜飼い大橋下流)にて、第52回岐阜市水防連合演習が開催されました。
この日は、快晴の中、今年一番の暑さが予想される中での演習となり、熱中症等に注意をしながら訓練を実施されていました。
鷺山水防団の粥川 誠二団長は、第一大隊長を務められ、規律正しく号令をかけていました。
まずはじめに、柴橋 正直 岐阜市長による視閲が行われ、連合演習に参加している水防団員の規律等を確認されていました。
その後、一番はじめに取り組まれたのが、土のう拵え工です。参加された全団員で、演習で使用する土のうを作成されていました。土のう袋に砂を詰める団員、土のうを縛る縄を切る団員等手分けして土のう拵えを進めていました。
毎年恒例とうなっている三輪中学校、東長良中学校生徒による土のう拵えでは、水防団長OBの水防しおり会のメンバーが指導をされ、取り組まれていました。前鷺山水防団長の川嶋 武雄さんも、しおり会のメンバーとして中学生に土のう拵えの指導にあたられました。
鷺山水防団の皆さんは、今年から取り組む工法が変わって、竹流工を実践されました。
工法に取り組む選手の皆さんが、工法に必要な土のうや竹、縄を手際良く扱い、竹流工を組み立てていかれました。束ねた竹に土のうを結びつける位置を確認しながら、堤防の破損を防ぐための工法を設置していかれました。
また、水防活動をする中で、負傷者が発生した場合の対策、フローティングロープを使用した救出活動についても訓練が行われました。
活動も大詰めになると、団員全員で破損している堤防に竹流工を設置していきました。昨年とは異なる工法の実践でしたが、日頃の成果が十分に発揮されて、見事に想定された水防活動を完了されていました。
その時の水簿活動の様子を鷺山自治会連合会役員、岐阜市北消防団鷺山分団、鷺山女性防火クラブの皆さんが視察、激励にお越しになっていました。
見事な活動を披露して頂けたことで、視察・激励にお越しになった皆さんも、心強く感じられたことだろうと思います。
非常に暑い中、体力的に厳しい連合演習となりました。鷺山水防団の皆さん、お疲れ様でした。
次は、来月6月16日(日)に予定されている北部13団連合演習です。是非、激励にお越しください。