平成27年5月16日(土)鷺山公民館にて、鷺山公民館クラブ代表者を対象にした、救急救命講習が開催されました。
講習には、岐阜北消防署から4名の講師がお越しになり、いざというときに必要な心臓マッサージ、人工呼吸、AEDの使い方について説明をいただきました。
心臓マッサージが必要な場面に出くわしたら、いかに躊躇わずに心臓マッサージを施すことができるかが重要だとお話をいただきました。
いざという時に、躊躇っていたら蘇生する確率がどんどん下がっていきます。そうならないためにもすぐに心臓マッサージを試みることが重要です。
実際、首の動脈や、腕の動脈で脈があるかどうか確認することは、難しい場合が多いそうです。一般の方が確かめようとしたとき、自分自身の鼓動を間違って「脈がある」と判断してしまうこともあるそうです。
わからないときには「まず、心臓マッサージ!」が基本だそうです。もし、意識がなく倒れている人に心臓マッサージを試みて、痛がるような仕草がある場合は、心臓がちゃんと動いている証拠にもなるので、まずは心臓マッサージが一番です。
また、呼吸の有無も、一般の方には判断が難しい場合があるようです。倒れている方の胸部が、上下することでわかる場合もありますが、明確にわからない場合はティッシュを鼻や口に当てて息が吸い込んだり吐かれたりしているか確かめてみるのも判断の一つです。
AEDの講習では、電気刺激を与えるパッドの張り方、胸毛等体毛が多い方への注意、ペースメーカー使用者に対するパッドの張り方、体が濡れている場合の感電防止方法についても説明をいただきました。
AEDの使用方法も、機械が音声によって指示を出してくれるので、その指示に従って使用すれば、適切に使えるので安心して使ってほしいと説明がありました。
講習終了後には、消防署員の方から初級講習の修了証が皆さんに配布されました。
いざというときはいつやってくるかわかりません。皆さんも機会があれば、救急救命講習を受講されてみてはいかがですか!
なお、心肺蘇生の方法については、こちら(PDFファイル)を参考にしてください。