平成31年2月23日(土)に鷺山公民館にて、公民館講座 野菜ソムリエ講座が開催されました。
今回の講座開催にあたっては、JAぎふ鷺山支店の方にも全面的に御協力頂き、講座で使用するイチゴや野菜など材料の準備、講師の手配などをして頂きました。代表してJAぎふ鷺山支店の神山 浩二 支店長にもご挨拶を頂きました。
講師には、野菜ソムリエの深尾 光恵さんをお招きし、野菜の特徴をはじめとした様々な豆知識を教えて頂きました。
現役で働いておられるときは、JAに勤務されており、鷺山支店にも2回配属されたことがあったそうで、その時の想い出話もご紹介頂きながら、講座が始まりました。
まずはじめに教えてもらったのが、野菜それぞれの保存温度がどれぐらいなのかでした。野菜を何でも冷蔵庫の野菜室に入れておけば長持ちするわけではありません。おいしく保存するためには、野菜によって保存温度も方法も異なります。
さつまいもや生姜は13~15℃、トマトや茄子なら7~10℃、白菜は5~6℃、大根等の根菜、キャベツ、ほうれん草などの葉物は0℃前後がよいそうです。
冷蔵庫に入れるときも、野菜がなっているときの状態に近い状態で冷蔵庫に入れる方がよいため、人参などは牛乳パックなどを活用して立てて保存する方がいいそうです。
野菜の色々豆知識を教えてもらった後は、皆さんお待ちかねイチゴの食べ比べです。
◆紅ほっぺ◆
◆美濃娘◆
◆濃姫◆
◆弥生姫◆
今回4種類のイチゴを用意して頂き、断面の模様や色も観察しながら、品種ごとのイチゴの特徴について説明を頂きました。
それぞれのイチゴで甘さや酸っぱさ、実の堅さや食感が全く異なり、イチゴと言ってもこんなに違うのかと驚きを覚えながら試食を行いました。
また、イチゴを食べるときは実の下の部分の甘さが強くなるので、へたをちぎってから上から実を食べるのが、おいしく食べるコツになります。
また、今回の講座にあわせて、特別に白いイチゴも準備して頂きました。断面も真っ白なイチゴ。どんな味がするのかと思って食べてみると、ちゃんと甘酸っぱいイチゴのおいしさが口いっぱいに広がりました。
講座の最後には、炊飯器で簡単便利!ホットケーキミックスを使ったニンジンケーキの作り方を教えて頂いたり、ニンジンドレッシングの作り方も教えてもらい試食も楽しみました。
帰る際には参加者に、濃姫とサラダほうれん草のお土産も準備頂き、大満足の講座となりました。