平成31年2月2日(土)に鷺山小学校にて、家族で集う「男の料理教室」が開催されました。
この日の料理教室は、JAぎふが進める食農教室の一環として実施している『まめなかな運動』について紹介を頂き、大豆づくりや大豆料理について学んで行きました。
料理教室冒頭には、今回の男の料理教室に協力を頂いたJAぎふ鷺山支店の神山 浩二 支店長に挨拶を頂きました。
また、今回の木綿豆腐づくりの講師は、いつもお馴染み、岐阜市食生活改善推進委員会鷺山支部の桑原 妙子さんです。JAぎふ鷺山支店女性部にも所属されており、7月上旬から始まった大豆の種蒔きや移植作業、その後の手入れ収穫作業について教わりました。
日頃何気なく食している木綿豆腐。いざ自ら作ってみるとなると、どうやって???となります。そこを本当に丁寧に教えてもらいながら、グループ毎に豆腐づくりに挑戦です。
予め、食生活改善推進員の皆さんが準備してくださっていた鷺山で育てた大豆から作った呉汁を、鍋で強火にかけていきます。吹きこぼれないように丁寧に仕上げていきました。
呉汁が沸騰したら弱火にして、かき混ぜながら更に10分程度煮ていきます。この時に常に混ぜていくことがポイントです。
煮立った呉汁をざるにセットした木綿袋に流し込み、おからと豆乳に分けていきます。おからを搾り取った豆乳を更に鍋にかけて80℃になるまで温めていきます。
準備が出来たら、にがりを投入です。
にがりを入れたら全体ににがりが行き渡るようにしゃもじで混ぜるのですが、混ぜすぎは豆腐の味を損なうので、ゆっくり丁寧に行います。にがりを入れたら、火を止めて蓋をして10分寝かせます。この時蓋を取らないのがポイントです。豆腐のかたまりと知るがしっかり分離したらOKです。固まった豆腐を木枠に入れて、重しをのせてしばらく待ちます。今回は家庭でもすぐにある、ペットボトルを使って重しとして使いました。
余分な水が切れて、全体が固まったら、木枠から水を張ったボウルに豆腐を移して、30分ほど待ちます。
豆腐を水に張って待っている間に、煮込み大豆ハンバーグづくりに挑戦です。
今回は、時間短縮のために市販の煮豆大豆をしゃもじで丁寧につぶしていった後、挽肉に丁寧に混ぜ合わせて生地を作っていきました。できあがった大豆ハンバーグの生地を丁寧に成形してフライパンで焼いていきました。
それと同時に、しいたけとたまねぎを炒めていきながら、トマトベースの煮込みスープを作っていきます。
トマトベースのスープができあがったら、先ほど焼き上げた大豆のハンバーグを入れて、味が染み込むまで煮込んでいきます。どのグループもとてもおいしそうにできあがりました。
こちらが、今回の料理教室で作った木綿豆腐と大豆ハンバーグの昼食です!ハンバーグの脇にたくさんの野菜も添えられて、とてもヘルシーな御飯ができあがりました!
参加者からは、早速自宅で木綿豆腐づくりに挑戦しようという方がたくさんお見えになりました。自宅でも、家族と共に手作りの木綿豆腐を食べて頂ければ、更においしさ倍増ですね!