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「冬野菜の特性&イチゴの食べ比べ」 野菜ソムリエ講座

平成27年1月31日(土)に鷺山公民館にて「冬野菜の特性&イチゴの食べ比べ」 野菜ソムリエ講座が開催されました。

今回の野菜ソムリエ講座は、定員40名の募集も受付から1週間ほどでいっぱいとなる程の大人気でした。

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講座内容を3部構成で行いました。

1.「.冬野菜の特性」野菜ソムリエから冬野菜の特性と保存方法

野菜は1日350g以上の摂取が理想です。ただしジャガイモ、サツマイモなどイモ類は含まれませんので、その他の野菜で摂取を目指しましょう。

鷺山でも特産品として作られている枝豆は、色々な食品になり、枝付は鮮度がよく日持ちするためできるだけ枝付がおすすめ!きゅうりは1980年代、世界で一番栄養のない野菜とされていましたが、2011年に脂肪のつかない野菜とされ、ダイエットに良いと言われるようになったそうです。(そのまま食べるのではなく、すりおろして食べるのがポイント)

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他にも数々の野菜の特性について説明を聞きました。

保存方法については、野菜によって違いますが、育った状態に近づけることが大事だそうです。根菜類は土の中、葉物やネギ・ブロッコリー・アスパラはなるべく立たせて、トマト、なす、きゅうり、枝豆などぶら下がっている野菜は寝かせても、立たせてもOK。

2.野菜スープの試食 

ブロッコリーのピューレとほうれん草のピューレのスープを試食し、どちらもおいしく頂きました。みなさんスープ作りにはかなり興味があり、たくさんの質問がでました。

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3.「イチゴの食べ比べ」イチゴの栄養と機能性

イチゴの栄養はビタミンCが豊富、アントシアニン、葉酸、カリウム、ぺクチン、ビタミンE、また「濃姫」は他の品種に比べ抗血栓作用が高いことが研究によりわかり「美濃娘」についても高いことがわかっています。

イチゴは、蔕(へた)が緑で元気なものを選び、葉の方から食べると最後まで甘く食べられます。実の下の方に糖が集まりますから!保存方法としては、ラップかビニール袋に入れ冷蔵庫で保存するのがいいんですよ。

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最後に4種類のイチゴの食べ比べしていきました。全問正解者は13名と多く、ソムリエの方も驚いていました。やはり、皆さん「食」への関心は高いようです。

野菜ソムリエ~まとめとして

鮮度を保って保存するには、野菜の性質特徴を把握しておくことがポイントです。

全般的に温度や湿度などに影響されやすいので、それぞれにあった適温湿度で保存されるとよいでしょう。また、水分蒸発により鮮度が落ちる野菜が多いので、基本的には乾燥させないことも大切です。さらに、栽培された環境育った状態に近づけることが野菜へのストレスが軽減し長く鮮度が保たれます。畑での野菜の姿を再確認してみてはいかがですか。