平成30年6月16日(土)に鷺山小学校にて、平成30年度 第1回 家族で集う「男の料理教室」が開催されました。
この日は、今から旬を迎える枝豆を使って料理に挑戦です。調理にとりかかる前に、食生活改善推進員の桑原 妙子さんから小学校の児童が備え付けている防災用の頭巾を披露しながら、災害時にどのような対応が必要なのか、備えておく必要のある備蓄用の水分や非常食についてご紹介がありました。その他にもバスタオルなどの身近な物を使って非常時に備えておく事が出来るグッズを作ることが出来ることも教えて頂きました。
皆さんは、非常時にすぐに持ち出せる防災用の備品が入った鞄や袋を準備されていますか?準備されている方も、中に入れている非常食の消費期限が過ぎていないか確認してみてください。
防災と食のお話が終わった後、男の料理スタートです!
本日のメニューは、①枝豆蒸しパン、②小松菜とベーコンの生姜とろみスープ、③さんまの水煮缶の酢の物、④しらすと枝豆の混ぜ御飯の4品に挑戦です。
一番始めに、朝収穫したばかりの新鮮な枝豆を茹でていきます。さやを一つずつ丁寧にいきました。たくさんの枝豆が用意され、4人で600gを調理していきます。
ボウルに入れた枝豆を塩で揉んでいった後、沸騰した大鍋に投入して4~5分間茹でていきました。
茹で上がった枝豆を使って、蒸しパン作りにとりかかりました。市販のホットケーキミックスを豆乳で泡立てないように丁寧に溶いて生地を作っていきました。
生地が出来たらカップに注いで、生地の上に枝豆をトッピングして蒸し器で蒸し上げていきました。
枝豆蒸しパンを蒸している間に、小松菜、ベーコン、生姜を包丁で切っていき、鍋で炒めていきました。材料がしんなりとなったところに、今回も魔法の調味料『ベジブロス』の登場です。
生ごみとして捨ててしまう野菜くずを煮込んで野菜だしを抽出した物が『ベジブロス』です。このスープが、今回もいい仕事をするんです!
最後に水溶き片栗粉を入れてとろみがついたらスープの完成です!
さんまの水煮缶を使った酢の物は、災害時の料理としても活躍するお手軽で栄養価の高い料理です。水で戻したわかめと、塩もみしたキュウリ、水煮のさんまの身を混ぜ合わせてお酢を絡めて完成です。砂糖やだしなどでお好みの味に調整したら、なお素敵な味わいになることでしょう!
最後に、温かい御飯に釜揚げしらすと枝豆、ゆかりふりかけを混ぜ合わせて混ぜ御飯を作っていきました。枝豆の緑と、ゆかりの赤が美しい混ぜ御飯の完成です。
今日も、素敵な男の料理の完成です!旬の枝豆は茹でた物もたくさん頂くことが出来ました。
みんなで調理したメニューが、どれぐらいの塩分量なのか『塩分チェッカー』を使って計測もしてみました。この日に調理した小松菜とベーコンの生姜のとろみスープを計測してみると、塩分量は最小の数値の青のランプが光っていました。ベーコンやベジブロスの旨みがたっぷり出ているので、塩分が少なくてもとてもおいしいスープになっていることを実感していきました。
食事を終えた参加者から、この日の男の料理について感想を頂きました。裏方スタッフである食生活改善推進員の皆さんの事前準備があるからこそ、スムーズに調理に取り組めたことへの感謝の言葉や、みんなで食事をした料理のおいしさへの驚き、以前男の料理教室で取り組んだ蕎麦打ちを自宅で継続して行っていることなどお話を頂きました。
次回は、12月に皮から手作りの餃子づくりに挑戦する予定です。皆さん、お楽しみに!