平成30年6月9日(土)に鷺山公民館にて、鷺山子ども会育成会インリーダー及び単位子ども会長を対象に、危険予知トレーニング講習会を開催しました。
講師には、岐阜市中央青少年会館の指導主事の松尾 國雄先生をお迎えし、子どもの活動において、どのようなところに危険が潜んでいるのか指導頂きました。
まずはじめに、参加者の気持ちをリラックスさせるためのアイスブレーキングを行ってもらいました。
松尾さんと参加者が全員がじゃんけんをしてみたり、全員が輪になってコミュニケーションをとってみたり、グループに分かれて自己紹介をしてみたりしながら、ちょっとした緊張や心の壁をほぐしていきました。
アイスブレーキングが終わった後は、いよいよ危険予知トレーニングの開始です。
危険予知トレーニングで重要なことは、
①危険を発見すること
②危険の要員を考えること
③対策や対応を考えること
の3点であることをわかりやすく説明頂きました。
その上で、子ども達が川遊びを行っているイラストを見ながら、どこに危険が潜んでいるのかグループに分かれて考えていきました。
グループの意見がまとまったところで、イラストに潜んでいる危険ポイントについて発表です。
川遊びで単独行動をしている子どもがいることや、河原に割れた瓶や木材に刺さった釘が落ちていること、裸足で川に入っていること、藪から蛇などの危険な生物がいるかもしれないこと、帽子をかぶっていない子どもが熱中症になるかもしれないことなど、たくさんの危険ポイントを発表してもらいました。
最後に、松尾先生からこの日行った危険予知トレーニングのまとめを行ってもらいました。危険はどこに潜んでいるか分かりません。子ども会の活動でも、登下校の最中でも、日常生活のあらゆる場面で潜んでいます。日頃から、危険が潜んでいることを意識しながら、自分の身を守る習慣をつけて、広い視野を持つことが重要だと実感した講習でした。