平成26年11月14日(金)に岐阜北地区交通安全協会鷺山支部主催で、平成26年度 交通法令講習会が開催されました。
今回の講習会では、岐阜北警察署交通課の井上課長と交通課規制係の青木係長がお見えになって、岐阜北警察署管内での交通事故等に関する状況及び交通事故に遭わないための留意点についてお話を頂きました。
まずはじめに、「一秒のミス 心のミス 危険予測と安全確認」というDVDの鑑賞を通して、私たちの身の回りに起こっている交通事故の要因について学んで行きました。
このDVDでは、最近普及し始めたドライビングレコーダーがとらえた交通事故の映像を通して、交通事故を起こす瞬間は運転者からどのように周りの景色が見えていたのか確認しながら、注意点を確認していきました。
交差点での左巻き込み事故、交差点右折時の車両の死角から飛び出してくるバイク、歩行者、自転車の思わぬ進行方向の変化など、様々な事故の要因について実例を通して確認できました。
DVDの鑑賞後、交通課規制係の青木係長からお話を頂きました。
平成26年11月12日(水)の段階で、岐阜県内での人身事故は7036件発生しています。そのうち、死亡された方は75名となっています。
昨年度は、平成元年以来人身事故1万件を割り込む状況になり、今年もこの調子であれば1万件を下回ることが出来そうな状況のようです。
死亡者も34人少ない状況だそうです。
なお、岐阜環状線を抱える岐阜北警察署管内は、交通量も多いため岐阜県内の人身事故の内、1割を占めるそうです。
現在、岐阜県では平成27年度までに交通事故による死亡者を100人を下回るように活動をしています。
今年鷺山では、南蝉交差点、鷺山本通りの2箇所で死亡事故が発生しています。自転車運転時、歩行時、自転車運転時それぞれの場面で、交通事故の遭わないように注意してください。
特に、歩行者、自転車運転者の方は、夜間出かけるときに「夜光タスキ」の活用が非常に有効です。
厳罰化が進む飲酒運転!岐阜北警察署管内では、今年も飲酒運転による逮捕が15件以上出ているそうです。
現在、飲酒運転に対する罰則は厳罰化されています。
酒酔い運転は100万円以下の罰金、酒気帯び運転も50万円以下の罰金です。行政処分の点数も非常に多くなっています。
詳細は、こちらを確認してください。
また、現在、運転免許を持っている方の更新手続きに関して、平成27年9月下旬から、三田洞にある岐阜運転者講習センターから、ぎふ清流文化プラザ(平成26年11月18日に新名称発表 旧県民文化ホール未来会館)に機能移転がされる予定です。