今年度、鷺山小学校PTAでは、家庭でのごみ減量、雑がみを減らす取り組みを中心に、PTA研修会を平成26年10月23日(木)に開催しました。
研修会では、岐阜市芥見6丁目にある岐阜市東部クリーンセンターを訪問して、岐阜市のゴミの状況、岐阜市東部クリーンセンターがどのような仕事をしているのか研修していきました。
大きな焼却場の中で、ゴミが燃やされてできる熱を使っている仕組みや、燃えるごみに混ざって捨てられている不燃物にはどのような物があるのか実際に回収されたごみを確認しながら、ごみ分別でごみを減らしていることの重要性を実感しました。
岐阜市東部クリーンセンターの見学の後に、鷺山公民館にて岐阜市自然共生部循環型社会推進課の可兒さんより「雑がみ回収について ~雑がみを集めて「ごみ」を減らそう~」と題して、岐阜市のごみ処理の現状と、私たちができることについて学んでいきました。
可兒さんからは、岐阜市が回収しているごみの状況とその変化、資源分別回収の重要性、特に燃えるごみと一緒に捨てられている雑がみの回収の重要性についてお話を頂きました。
1週間で4人家族が捨てるごみは、以下の通り16.2kgにもなるそうです。
岐阜市では、ピーク時の平成9年のごみの焼却量15.6万tよりは減少しているのですが、さらに市民全体でごみの減量に取り組むことで全体のごみの量を減らすことが必要です。
現在、平成9年の一人あたりのごみの焼却量381kgに対して、の平成35年には、35%以上の減量を目指して、ごみ減量活動に取り組んでいます。岐阜市全体では、10万t以下のごみの焼却量になるように現在取り組んでいるそうです!
なぜ、こんなに頑張ってごみを減らす必要があるのか?
それは、 岐阜市の使用している一般廃棄物処分場を少しでも長く使用する必
しかし、ごみ減量、資源の有効利用のために実施されている資源分別回収の回収量が、近年下降気味になっています。ごみを減少させるためには、資源分別回収をはじめまだまだ頑張っていける余地がありそうです。
そこで、注目を集めているのが、燃えるごみとして捨てられていた「雑がみ」です。この雑がみを資源分別回収で集めることで、ごみを減らすと共に資源に利用する取り組みが進められています。
お菓子の箱、子ども達が学校からもらってきたプリント、トイレットペーパーの芯など、様々なものが雑がみとして回収できるのです。
雑がみでは、本当に色々な種類の紙が回収ができるのです。是非、皆さんも以下の雑がみを燃えるごみに捨てずに、資源分別回収に集めていくようにしてください。そのことが、これから岐阜市で頑張っていく子ども達の将来にもなるのですから!