平成29年6月17日(土)に鷺山小学校にて、家族で集う 男の料理教室が開催されました。
今年度の男の料理教室のテーマは、『健康寿命をのばす3つの方法を学ぶ』です。
3回実施される料理教室では、それぞれテーマが設定されており、この日のテーマは『病気やけがを予防する』です。
健康寿命を長くするためには、脳卒中などの大病や骨折などのけがを予防することが第一です。
ろれつが回らない、いつもに比べて感覚がおかしい、物が二重に見える、片方の目が見えなくなる、片方の手や顔が動かしにくいなど、ちょっとした異変が、脳卒中の前触れかも知れません!このな症状を感じたら、かかりつけ医や専門医療機関を受診しましょう。初期段階で治療できれば、後遺症等が残らない場合もあり、健康な生活を保てます!
また、高齢期にはどうしても配偶者、友人との死別、子ども達の巣立など「別れ」の場面が多くなり、喪失感を感じることで心の病の「うつ」になる事があります。「うつは万病のもと」です。うつを発症すると、心筋梗塞や骨粗しょう症、感染症、認知症を発症しやすくなり、要介護状態になる可能性が高まります。ちょっとした気持ちの変化も甘く見ず、うつかなと思ったらかかりつけ医や心療内科等専門医療機関を受診しましょう。
岐阜市では、メンタルヘルスチェックシステム「こころの体温計」をホームページで提供しています。こちらも試してみてはいかがでしょうか?
さて、本日の料理は、バラの巻き寿司に挑戦です。断面が薔薇の花のような美しい模様になる巻き寿司作りに挑戦です。
はじめに、食生活改善推進協議会のメンバーの皆さんに作り方のお手本を見せて頂きました。
薄焼き卵の作り方、花の部分になる赤い酢飯の巻き方など、ラップと巻き簀を上手く使って誰にでも出来るように丁寧に教えてもらいました。
いよいよ各グループで、バラの巻き寿司作りに挑戦です。薄焼き卵を綺麗に焼いて、紅色の御飯を広げて、紅しょうがを彩りよく散らして巻いていきます。これで花の中心部が完成です。
その後、海苔に酢飯を広げて、巻いた後の様子を想像しながら、野沢菜と海苔をのせていき、巻き簀で巻いていきました。
バラの巻き寿司が完成したら、今度はネギと卵のおすまし作りです。
ネギを小口切りにしていき、出汁が沸騰したら、溶き卵を注ぎ込み完成です。
食べる直前に、バラの巻き寿司を包丁で切り分けていくと、見事な断面が広がりました。
この日は、イチゴと抹茶のババロアのデザートもついて、素敵な昼食の完成です。
お寿司を食べながら、みんなと感想を交わしながら楽しい昼食を頂きました。中には、ラップに来るんで、ご自宅にお土産にされる方もいましたよ。
最後に、参加者から料理教室の感想をいただき、次回の料理教室も参加したいとか、今日学んだ料理を自宅でも試したいという意見が聞かれました。