平成29年5月28日(日)に鷺山小学校グラウンドにて、鷺山校区自主防災隊の結成式が開催されました。
鷺山校区自主防災隊とは、各自治会の防災担当(避難誘導や救護など)の住民と発災時に活動をする岐阜市北消防団鷺山分団、鷺山水防団、鷺山女性防火クラブ、岐阜市赤十字奉仕団鷺山分団によって構成されています。今年は、鷺山小学校児童の少年消防クラブメンバー3名も参加し、結成式が行われました。
結成式冒頭には、点呼が行われ、参加人員の確認が行われました。
また、岐阜北消防署の朝日署長も参加頂き、自主防災隊の重要性についてお話を頂きました。
自主防災隊結成式終了後には、グラウンドにて、心肺蘇生及びAEDの使用訓練が実施されました。
岐阜市内では、救急車が到着するまで平均で約6分かかるそうです。その間、心肺蘇生を行うことで救命率が全く異なります。
そこで、救命率を上げるためにも、救急車が到着するまでの間の6分間に如何に対応が出来るかが、傷病者のその後の状況に大きく影響してきます。
そのため、正しい心肺蘇生が出来るためのポイントを岐阜北消防署員の皆さんに説明をして頂きました。
①まず、傷病者の周辺を確認し、安全な場所であるか確認する。
②傷病者の意識、呼吸があるか確認する。
③一緒に救助活動を行ってくれる人を集める。そして、119番通報、AEDの確保を依頼する。
④1分間に約100回のペースで心臓マッサージを試みる。
⑤肋骨が折れるかもしれないが、ためらわずにしっかりと心臓マッサージを行う。
⑥出血、嘔吐物等によって人工呼吸が出来ない場合は、心臓マッサージのみを継続して行う。
⑦AEDが届いたら、AEDの自動音声メッセージに従い、セッティングを行う。
⑧AEDの電気ショックを与える際は、周りの人が感電しないように離れていることを確認してからスイッチを入れる。
⑨AEDの電気ショック終了後は、速やかに心肺蘇生を再開する。
心肺蘇生法とAEDの使用方法の詳細は、こちらをご覧ください。
また、自主防災隊結成式の様子は、さぎ山写真館にも掲載しています。こちらもご覧ください。