平成26年6月21日(土)に鷺山小学校家庭科室にて家族で集う 男の料理教室が開催されました。
今回も食生活改善推進協議会の皆さんが、すばらしいレシピを用意してくれました。
今回のテーマは、塩分を控えめに、カルシウムをたくさん摂れる食事です。
カルシウムは1日どれぐらい摂取することがよいかご存じですか?1日の目安は600mg以上です!カルシウムを摂取し、適度な運動、日光を浴びることが骨粗しょう症の予防に一番です。
骨粗しょう症は、高齢者にとって骨折による「寝たきり」になる危険性が高い危険な病気です。認知症の引き金にもなる可能性あるので本当に注意が必要です。
今回のレシピでは、この様な骨粗しょう症を予防するためのカルシウム摂取と塩分控えめのレシピになります。
作ったのは「チーズを使ったなす丼」「出汁のきいた減塩味噌汁」「玉ねぎとさけるチーズのサラダ」の3品です。
今回のポイントは「出汁粉」です。出汁をしっかりとることで旨みを楽しめる料理を作ります。
出汁粉に使うのは「煮干し」「昆布」「干ししいたけ」「かつお節粉」の4種です。
煮干しは、頭とはらわたを取り除くことで余分な苦みを押さえることができます。
各材料を細かく切った後、フライパンで1分程度から煎りをします。煎った材料のあら熱が取れたらミキサーにかけていきます。
細かくなったものをふるいにかけ、さらにミキサーにかけるとできあがり!材料に含まれるカルシウムも丸ごと摂れる出汁粉の完成です。
この出汁粉を使うと、お味噌汁の味噌も1人前小さじ1杯でも大丈夫なんです!!出汁の香りがすばらしいお味噌汁ができあがります。
塩分濃度を測ってみると、0.6%程度の低い値も確認できました。
メインのチーズを使ったなす丼では、油との相性がいいなすにチーズを絡めた逸品です。
縦半分に切ったなすに切れ込みを入れて、なすに味が染み込みやすくすると共に、チーズを挟み込むスペースを作っていきます。切ったなすをフライパンで焼き色がつくまで焼いていき、出汁と醤油等使った調味料で味付けをしていきます。
なすに味が染み込んだら、なすの切り込みにとろけるチーズを挟み込んでいきます。暖かいなすにチーズがとろけていきすてきな具の完成です。
こちらのなすを、大葉と共にご飯に盛りつけて、なすを焼いたときの残った調味料をかけていきます。最後に、いりごまとかつお節をそえてなす丼の完成です!
お味噌汁となす丼にサラダを添えて本日のメニュー完成です。参加者みんなでおいしくいただきました。
この日の男の料理教室のレシピの詳細は、以下をご参照ください。一度ご家庭でも作ってみてはいかがですか!!カルシウムたっぷりの出汁粉はいろいろな料理に使えて非常にいいと思います。是非試してくださいね。