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先天性風疹症候群をご存じですか?岐阜北法人会青山支部講演会より

平成26年5月31日(日)午前に、鷺山公民館にて岐阜北法人会青山支部 講演会が開催されました。

演題は「ワクチン接種へのお願い」 講師は「風疹をなくそうの会」の可児 佳代さんにお越しいただきました。

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皆さんは、先天性風疹症候群(CRS)という病気をご存じですか?

先天性風疹症候群は、妊娠中の女性が風疹に罹患することで生まれてくる子どもに先天性心疾患、難聴、白内障などの障がいあるものです。詳しくは、こちらをご参照ください。

この予防には、麻疹・風疹混合ワクチン「MRワクチン」を接種することが最も有効な対策です。可児さんは、その重要性を皆さんに知ってもらい行動に移してもらうために活動をされています。

講演会では、可児さん自身の実体験に基づく非常にたくさんの想いを伺うことができました。

2度の流産の経験。長年の不妊治療を経ての妊娠。妊娠時の風疹の罹患。信頼している主治医、家族とのやりとり。そして出産の決意。

娘妙子さんの症状の認識。様々な治療、その中で経験した心ない医師の一言。娘の成長とコミュニケーションのあり方。

様々な側面から先天性風疹症候群の実態についてお話をいただきました。

ある統計調査から、先天性風疹症候群の子どもが1人生まれた時、先天性風疹症候群ではないかと心配して人工中絶をする妊婦が60倍もいると推定れる結果もあるそうです。

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このようなことをみんなが認識して、社会全体で風疹を根絶する!そのために、ワクチン接種をして抗体をもつことが最も重要であることを知る必要があるのです!

特に、この風疹の社会的課題は、妊娠する女性の問題として認識されている風潮そのものにあります。

近年の風疹患者の多くが大人の男性なのです。職場その他での罹患、移動、拡散といった悪循環が最も大きな要因となっています。

風疹は飛沫感染をする病気です。愛する家族を守るためにも、男性も女性も風疹という病気に今一度向き合っていただければと思います。

この講演会の様子は、NHKの取材班や中日新聞、岐阜新聞の記者も来て取材をされていきました。マスコミの皆さんの情報も発信されることで一人でも多くの人に、ワクチン接種の重要性を知ってもらいたいと思います。

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