平成28年11月12日(土)に、ふるさとふれあい活動に引き続いて、地元の皆さんを講師に招いて、ふるさとふれあい活動が鷺山小学校で開催されました。
ふるさとふれあい活動は、毎年11月に鷺山青少年育成市民会議が主催で、多くの地域住民がそれぞれの特技や体験を通して、子ども達の講師となって、ふるさと鷺山について学習をしていきます。
小学校1年生、2年生には、折り紙、おはじき、かるた、コマ回しといった昔懐かしい遊び体験をしてもらいました。カードゲームやコンピューターゲームになれている子ども達にとっては、新鮮な体験だったのではないでしょうか。
3年生は、小刀を使ったマイ箸づくりです。昔は鉛筆もそれぞれが小刀を使って研いでいましたが、現在はそんなことはまずありません。そんな子ども達が、注意しながら小刀を使って、鷺山から切り出してきたモウソウチクを使ってマイ箸づくりに挑戦しました。
4年生は、のこぎりを持って鷺山の里山整備です。鷺山公園を明るい日の差す森に整備するために、汗をかきながら頑張りました。
5年生は、高齢者が日頃どのような感覚で体を動かしているのか体験する疑似体験を行いました。見るもの、触るものの感覚が日頃とは全く違うことに驚いたことでしょう。
6年生は、鷺山の大先輩から戦争の時の体験について講話を聞く平和学習を行いました。戦争が終わってから70年も経過し、戦争の事が身近に感じる機会がない世代に、戦争の恐ろしさ、悲しさを伝えていく機会が設けられました。また、当時食していたすいとんも味あわせてもらいました。
ふるさとふれあい清掃から、ふるさとふれあい活動を通して、1日中鷺山の事について学ぶ機会が設けられました。それぞれがちょっとでもふるさと鷺山を見つめ直してくれればうれしいと思います。