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避難所運営ゲーム HUG訓練を実施しました

平成28年10月8日(土)に鷺山小学校体育館にて、避難所運営ゲーム HUG訓練を実施しました。

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訓練には、鷺山自治会連合会をはじめ、岐阜市北消防団鷺山分団、鷺山水防団、鷺山地区民生委員児童委員協議会、鷺山女性防火クラブ、岐阜市赤十字奉仕団鷺山分団、鷺山小学校、鷺山公民館、岐阜市地域包括支援センター北部など、災害時に避難所を運営するためのステークホルダーが一堂に会して実施されました。

近年各地で発生している大災害では、長期に亘る避難所の生活について様々な課題が報告されています。

実際に、避難をされてきた方々にとって、避難所での生活は、エコノミークラス症候群等命に関わる問題が発生することもあります。

そのため、避難所の開設、運営する際の課題を体験し、いざという時に役立てるために、HUGに取り組みました。

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今回は、参加者が7グループに分かれて、それぞれで避難所開設・運営のシミュレーションをおこないました。

各グループでリーダーをはじめそれぞれの役割を決めていき、次々と訪れる避難者の受け入れ、発生する出来事をどのように解決していくか考えていきました。

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避難されてきた障がい者、傷病者、乳幼児、単身高齢者などにどのようなスペースを提供する必要があるか、それぞれの避難者が抱える課題に応じて、スペースを割り振っていきました。

また、近年では外国人避難者、ペット連れの避難者への対応も一つの課題として上がってくることもあります。本当に様々な課題に臨機応変に対応していくことの難しさを実感していきました。

また、避難所での資材の搬入、分配についても多くの課題が共有されました。

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グループでのシミュレーションが終了した後に、各グループで把握された課題について、意見が発表されました。

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各グループによって出された課題も様々。車両で避難された方への対応をどのようにするのか?幼児・妊婦への対応はどうすべきか?

それぞれの避難所の配置計画には、様々な苦労や課題が表現されていました。

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大災害は発生しないのが一番!しかし、いざという時に、避難所をどのように運営するのか訓練を繰り返しておかないと、トラブルが続発することでしょう。

この日のHUG訓練は、日々の訓練の重要性をあらためて実感することとなりました。