令和7年9月7日(日)に、岐阜市立鷺山小学校にて自治会長を対象にした避難所開設訓練を実施しました。


大規模地震が発生し、避難所を開設する必要に迫られた際、できるだけ多くの皆さんに協力を頂きながら、避難所開設の準備を進める必要があります。そこで、今回、自治会長の皆さんを対象に訓練を実施しました。実施にあたっては、岐阜市の鷺山の地域担当職員にも参加頂きました。
この日は、①グラウンドに設置されている防災倉庫及び鷺山小学校校舎に保管されている防災備品の確認、②マンホールトイレの設置訓練、③体育館内に配置する簡易テントの設置訓練、段ボール製の簡易トイレの組み立て訓練に取り組みました。



防災倉庫には、避難所開設に必要になる簡易テント、簡易トイレ、屋外で使用できる照明器具、倒壊家屋等からの救出するためのバールやかけやの機材、発電機など、多くの資材が保管されていることを紹介いたしました。また、小学校の校舎内には、食料備品や衛生備品が保管されていることが紹介されました。いざという時はこのような資材を手分けして体育館に運び出す必要があります。



鷺山小学校北側出入り口付近にマンホールを活用した簡易トイレを設置することができるスペースが整備されています。このマンホールの開け方、トイレ器具の設置の仕方、目隠しテントの組み立て方について、訓練を行いました。





体育館の中では、避難スペースのプライバシーを確保するための簡易テントの設置訓練、段ボール製の簡易トイレの組み立て方、使用時の凝固剤の使用の留意点についてもレクチャーがありました。
まだ、その他にもたくさんの資材の使用方法について、訓練を行っていく必要がありますので、今後も継続して多くの皆さんに避難所開設の訓練に参加してもらえるように計画をしていきたいと思います。



