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餃子づくりと塩分濃度0.6%の豚汁づくりに挑戦! 家族が集う男の料理教室開催

平成30年12月8日(土)に鷺山小学校にて家族が集う男の料理教室が開催されました。

今回参加者が挑戦する料理は、手作り餃子と減塩豚汁の2品です。

まずはじめに、岐阜市食生活改善推進委員会鷺山支部の桑原 妙子さんから減塩生活の重要性についてお話を頂きました。

皆さんは、成人の塩分摂取量の目標をご存じですか?男性なら8g未満、女性なら7g未満になります。なお高血圧の人は、男女ともに6g未満になります。

塩分の取り過ぎは、高血圧を引き起こし動脈硬化に繋がっていくことや、心筋梗塞、脳卒中など様々な病気の危険性が増すことに繋がることを教えてもらいました。日頃から塩味に代わるだしを活用した料理とか、食材の旨味を引き出す料理を取り入れることで摂取する塩分量を減らすようにすることが重要です。今回の料理教室では、その実践として、塩分濃度0.6%の豚汁づくりに挑戦します。

餃子づくりの講師には、毎年蕎麦打ちの講師でお越し頂いている末次 英二にお越し頂き、手作り餃子の作り方についても教えて頂きました。料理教室では、市販の餃子の皮を使いますが、末次さんには、実際に皮から作る餃子を披露頂きました。強力粉をこねて寝かした餃子の皮の素を小さく切り分けて麺棒で巧みに延ばされていきました。

手作りの餃子の皮と、市販の餃子の皮の違いについても説明を頂き、市販の皮を使ってもモチモチの皮の食感を楽しめる方法として、2枚重ねで餃子の種を包むとよいと教えてもらいました。

末次さんの巧みな餃子の包む技を見てから、参加者も餃子づくりに挑戦です。

白菜、ニラ、ネギをみじん切りにして下ごしらえ。豚の挽肉は、ごま油、醤油、お酒、片栗粉、塩こしょう、ニンニク、生姜で味付けをしてしっかりとこねていきました。挽肉がこね終えたらみじん切りにした野菜をいれて、軽く混ぜていきました。このとき、野菜と挽肉をしっかりこねてしまうと野菜の水分が出てしまうので、軽く混ぜるだけで済ますのがポイントです

餃子の種が完成したら、いよいよ餃子の皮で包んできます。大さじ1杯程度の餃子の種を両手で丁寧に包んでいきました。

熱したフライパンに油を引いたら、餃子を並べていきます。円を描くように並べていくと、できあがりが綺麗になります。

餃子の下の面がこんがりと焦げ目がついたら、餃子を蒸し焼きにするために、フライパンのまわりからお湯を注いで蓋をします。概ね餃子が半分程度浸るぐらいが目安です。

フライパンの水分がなくなると、フライパンから聞こえてくる音がパチパチパチと軽い音に変化します。この音の変化ができあがりの合図です。お皿に盛り付けると見事な餃子のできあがりです。

続いて塩分濃度0.6%の豚汁づくりに挑戦です。6人分のお味噌が赤味噌、白味噌あわせて、湯飲みの半分もありません。これだけのお味噌でも、だしをしっかりとることで味わい深い豚汁が出来ます。

できあがった豚汁を、塩分濃度計で計測してみると、ちゃんと0.6%の薄味を示していました。

この日の料理はこちらです。しっかりと焼けた餃子に、野菜いっぱいの豚汁が食欲をかきたてます。

手分けして食事の準備をすすめて、参加者全員で手作り餃子のお昼御飯を頂きました。

野菜たっぷりの餃子の旨さを感じながら、だしのきいた豚汁を頂き、お腹いっぱいの昼食を堪能しました。味噌の分量は少なかったのですが、だしと野菜の旨味がしっかり感じられる豚汁もおいしく頂きました。

来年の男の料理教室では、餃子の皮も手作りしていく予定です。参加者も早速楽しみにされていました。

次回の家族が集う男の料理教室は、平成31年2月2日(土)に手作り豆腐づくりに挑戦です。近日中に回覧板で案内がされますので、奮って御参加ください。