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健康講座 今年は肺がんについて学びました

2018.09.14(金)

平成30年9月1日(土)、8日(土)の2週間連続で、岐阜市社会福祉協議会鷺山支部、鷺山公民館主催で『健康講座』が開催されました。

健康講座の講話の前には、岐阜市北部ふれあい保健センターの保健師さんや、岐阜市地域包括支援センター北部の皆さんによる血圧チェックや骨密度測定が行われました。

毎年、この健康講座でチェックしているという方は、昨年の値と比べてどうだったのか確認されている方もおみえになりました。日々のチェックが健康を保つ点で非常に重要ですね。

健康講座 第1弾では、岐阜市北部ふれあい保健センターの保健師の安田さんと、岐阜市地域包括支援センター北部の社会福祉士の丸山さん、保健師の谷さんから『あなたは健康ですか?~いつまでも元気でいるために~』と題してお話を頂きました。

北部ふれあい保健センターの保健師 安田さんからは、がん検診と生活習慣でのがん予防についてお話を頂きました。誰もが知っている有名が芸能人でがんとの闘病をされた方を紹介しながら、国民の2人に1人が罹患するといわれている『がん』との向き合い方についてお話を頂きました。

岐阜県や岐阜市のがん検診の受診率にも触れて頂き、がん検診を受診して早期発見、早期治療を行うことが自分自身の人生に大きく関わることも説明頂きました。また、がんを予防するための生活習慣として、『禁煙』『食生活を整える(塩分を控える)』『適正体重を維持する』『活発に体を動かす』『節酒』の5つがポイントも教えてもらいました。

また、介護が必要になる要因についても脳血管障害や認知症、心臓病、糖尿病、がんといった病気がきっかけで介護が必要になる方が約4割を占めるともお話を頂きました。特に男性では、脳血管障害が原因で介護が必要になる割合が、女性の10%に対して、男性では22%も高い割合となっています。

岐阜市地域包括支援センターの丸山さんからは、包括支援センターとはどんなところで、何をしているか?日々の包括支援センターの活動や、介護保険に関する内容など、身近な介護に関する様々な情報を紹介頂きました。

また、谷さんからは、介護を受けなくても済むための介護予防に向けた取り組みについて紹介がありました。介護のが必要になる要因には、筋力の低下や認知症など様々ありますが、その中でも『お口の健康』を維持することが重要であることについて紹介がありました。

歯と義歯と認知症の関係に関する調査結果を説明して頂きながら、『歯が殆ど無く、義歯を未使用』の方の認知症に対して、健康な歯をもっている方や、歯が殆ど無くても義歯を使っている方に比べて、発症のリスクが明らかに高いこともお話し頂きました。

お口の健康を維持することは、『自らの食生活を維持』することや『周りの人との会話』をはじめとした社交の機会を維持することになります。このことが、認知症予防にとって非常に重要であることがよく分かりました。

健康講座 第二弾では、岐阜大学医学部呼吸器外科教授の岩田 尚先生を招きし『現代の肺がん外科治療』についてお話を頂きました。

肺がんというと、がんの中でも治療が難しいがんとして知られていますが、近年、様々な医療技術の開発によって、その治癒効果が向上していることが紹介されました。手術の症例数も年々増加しており、医療技術の発展に伴い、治療可能な肺がんも増加してきていることが紹介されました。

また、治療に当たっても、手術、放射線治療、化学療法、免疫療法を組み合わせることで適切に治療できるように取り組まれていることが紹介されました。

また、肺から体に酸素を摂り混む『肺胞』の構造にも触れ、肺胞が潰れていないがんの方が治療効果があることもイラストを見せて頂きながら、聴講者に分かりやすく理論的に説明を頂きました。

更に、肺の構造にも説明をして頂き、肺を切除する際の考え方や、昔は困難であった切除術も超音波を使用したメス等医療機器の進歩によって、患者の負担が少なくて済む治療も試みられていることを実際の手術の様子を見せて頂きながら説明を頂きました。

日々進歩している医療技術に感心をしながら、自分たちが万が一肺がんに罹患した際にはどのような対応が必要なのか、質問にも答えて頂き健康講座が終了いたしました。

健康を維持するためには、食生活、運動をはじめ、生活習慣を改善をすることが重要です。また、早期発見・早期治療のためにも、定期的な健康診断を受けるようにしましょう!