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平成26年度鷺山校区自主防災隊結成式が行われました

平成26年5月25日(日)午前に、鷺山小学校グラウンドにて鷺山校区自主防災隊結成式が行われました。結成式では、乾自主防災隊長の指揮の下、各地区隊からの参加人員報告、岐阜北消防署副署長からの激励をいただきました。 P1070109_R P1070116_RP1070112  P1070126_R

自主防災隊結成式終了後には、各地区隊に分かれて岐阜北消防署職員による心肺蘇生、AEDの使用訓練が行われました。このAEDは先日のぎふ清流ハーフマラソンでも使用されて、ランナーの尊い命が救われたそうです。 皆さんも、いざという時には積極的に使用してください。なお、鷺山校区の防災訓練は7月6日(日)に開催予定です。

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当日、会場で行われた心肺蘇生の指導の要点は以下の通りです。

①倒れている人を見かけたら、肩口をたたいて意識があるか確かめる。

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②意識がなければ、周りの人に大きな声をかけて「119番通報」と「AEDの持ち込み」を依頼する。周りの人に依頼をする際は、氏名、服の特徴などを指摘して誰に依頼しているのか具体的にわかるように呼びかけることがポイントです。

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③呼吸の有無を胸部や腹部の動きを10秒程度見て確認します。

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④正常な呼吸が確認されなかったら、速やかに胸骨圧迫を行います。回数は1分間に約100回のペースで行います。圧迫する箇所は、乳首を結んだ中央部です。大人の場合は、5cm程度沈むように圧迫します。

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胸骨圧迫を30回行ったら気道を確保して人工呼吸を2回行います。なお、倒れている方の血液や嘔吐物などにより感染危険がある場合は、人工呼吸を行わずに引き続き胸骨圧迫を続ければいいです。

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⑥AEDが到着しても、胸骨圧迫、人工呼吸作業はやめないこと。AEDの機械を開けたら音声メッセージに従い、電気刺激を与えるパッドを体に張っていきます。パッドの粘着力は非常に強いので、パッド同士がひっつかないように1枚ずつ体に張っていきます。また、体が汗等で濡れている場合は水分を拭き取ってからパッドを体に貼り付けます。

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⑦AEDの準備がすんだら、音声メッセージに従い、倒れている人から離れます。このとき、AEDが電気刺激が必要であるか心臓の状態を確認しています。

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⑧AEDが電気刺激が必要だと判断したら、音声メッセージに従い、電気刺激ボタンを押します。なお、ボタンを押す前に、倒れている人に触っている人がいないか確認します。誤ってボタンを押すと感電してしまいます。

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電気刺激を与え終わったら速やかに胸骨圧迫、人工呼吸を再開します。その際、AEDのパッドは張ったままにしておいてください。しばらくしたら音声メッセージが流れて、必要であれば再度電気刺激を与える指示が出されます。また、この胸骨圧迫は非常に体力を使う作業です。できるだけ多くの人に協力してもらいながら、絶え間なく行えるようにすることがポイントです。

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一次蘇生(心肺蘇生とAED)については、日本赤十字社で詳しい動画が公開されています。こちらも参照してください。